日本一の大ケヤキ
さくらんぼ東根駅より北東へ車で約10分。ささやかながらも城下町の佇まいのなか、坂道をのぼりきると東根小学校があります。そのグラウンドの一角に立つ、一株のけやきの大木。これが国指定特別天然記念物「大ケヤキ」です。
昔、この地は「東根城」でした。
樹齢1500年を超えるといわれる「大ケヤキ」はこの東根城を中心に繰り広げられた、戦国の世の争乱や、幾代の城主の移り変わり、そして、領民とまちの発展を見続けてきました。
1600年はじめ、山形城主最上家の改易にともない、この東根城も主を失っていき、江戸時代の終わり頃には、陣屋がおかれます。
城としての面影は堀や土手、鍵形道路などに残され、いまは、周辺一帯「ひがしね城趾の郷」として整備されています。
大ケヤキは、樹齢1万年近いという説もありますが、いずれにせよ樹齢1万年ならはるか石器時代、1500年なら仏教が伝来した頃のけやきです。
いにしえのもの達に思いをはせて、新芽から深緑へ、そして赤黄色へと空一杯に広がる枝葉を仰ぎ見てください。ちょっぴり神々しい気分と、そして元気がでてきます。
日本一の「大ケヤキ」にぜひ足をお運びください。