最上川と釈迦涅槃像
本尊像は、江戸時代のもので京都方面より目本海を通り酒田より最上川に入り大石田を通過、天侯はひどい嵐だったと推定され、大石田を通過の際、舟は動かず大石田にとどまつた。山形に安置されるべきところ、有緑の地であるとして、大石田町乗船寺に安置されたと伝えられ、元禄7年(1694年)木食上人が寄進されたものです。
寄木造りで漆箔彫眼201.5センチもあり、沙羅壁樹の下で涅槃に入れられたお釈迦さまのお姿です。お顔は穏やかでよく整い衣紋も写実味があるとされています。台座には、「木食 傾誉 叶心」と彫りこまれ、向かつて左の端には、「京光恵尼 拾五歳書」と彫られています。
御尊像の金箔が処々剥げているのは、参詣者が徳にあやかろうとして触れたあとと伝えられ、全国でも珍しい涅槃の御尊像とされています。
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